【冬の季語＝晩冬（1月）】早梅
「立春」を待たずに咲き始める「梅」の花のこと。「梅早し」とも。
早梅をたずねて山谷を歩き回ることを「探梅」という。
【早梅（上五）】
早梅やひとりたのしき鳰 石田波郷
早梅の紅くて父と母の家 加倉井秋を
早梅の発止発止と咲きにけり 福永耕二
【早梅（中七）】
【早梅（下五）】
冬の季語
【冬の季語】早梅
おすすめ記事
-
択ぶなら銀河濃きころ羊村忌 倉橋羊村【季語＝銀河（秋）】
-
盥にあり夜振のえもの尾をまげて 柏崎夢香【季語＝夜振（夏）】
-
遠き屋根に日のあたる春惜しみけり 久保田万太郎【季語＝春惜しむ（春）】
-
百代の過客しんがりに猫の子も 加藤楸邨【季語＝猫の子（春）】
-
竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語＝竹秋（春）】
-
萩に雨こんな日もなければ困る 中原道夫【季語＝萩（秋）】
-
ぽつぺんを吹くたび変はる海の色 藺草慶子【季語＝ぽつぺん（新年）】
-
雪掻きて今宵誘うてもらひけり 榎本好宏【季語＝雪掻（冬）】
-
【クラファン目標達成記念！】神保町に銀漢亭があったころリターンズ【11】／吉田林檎（「知音」同人）
-
暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり 鈴木六林男【季語＝泳ぐ（夏）】
