
【春の季語=三春(2-4月)】春暁
しゅんぎょう。歴史的仮名遣いだと「しゆうげう」。春のあけぼの、朝日のことである。
『春暁』とは唐詩のレジェンド、孟浩然による五言絶句としてよく知られている。
俳句では、日野草城の〈春暁やひとこそ知らね木々の雨〉が有名な句。

【春暁(上五)】
春暁やひとこそ知らね木々の雨 日野草城
春暁のカーテンひくと人たてり 久保ゐの吉
春暁のダイヤモンドでも落ちてをらぬか 波多野爽波
春暁のあまたの瀬音村を出づ 飯田龍太
春暁の眠るでもなき刻しばし 吉田成子
春暁や色やはらかき五穀米 森賀まり
春暁やパートタイマーこゑ甘く 小早川忠義
春暁の母たち乳をふるまうよ 小久保佳世子
春暁や聖書一節ラヂオより 澤田和弥
春暁や水深を表す海図 丸田洋渡
【春暁(中七)】
【春暁(下五)】
【その他】