
【秋の季語=晩秋(10月)】霜降
二十四節気の第18番目。歴史的仮名遣いだと「さうかう」。
現在広まっている定気法では太陽黄経が210度のときで10月23日・24日ごろに当たる。
「露が冷気によって霜となって降り始めるころ」という意。
*二十四節気の流れは、「立春」→「雨水」→「啓蟄」→「春分」→「清明」→「穀雨」→「立夏」→「小満」→「芒種」→「夏至」→「小暑」→「大暑」→「立秋」→「処暑」→「白露」→「秋分」→「寒露」→「霜降」→「立冬」→「小雪」→「大雪」→「冬至」→「小寒」→「大寒」。
【霜降(上五)】
霜降や鳥のねぐらを身に近く 手塚美佐
霜降や貝生まれくるほどの昔 対馬康子
【霜降(中七)】
【霜降(下五)】
抱き入れし護謨の冷たし霜降に 長谷川かな女
【その他の季語と】
霜降や立方体の鯨肉 辻桃子