「ホトトギス」

  1. 置替へて大朝顔の濃紫 川島奇北【季語=朝顔(秋)】

    置替へて大朝顔の濃紫川島奇北(かわしま・きほく))なんとか秋が立ちまして、ちょっと気温のピークはずれましたが、ようやく激しさの下り坂に入った気がするこの頃の日差。旧暦の七夕を明日に控え、風も変わって…

  2. 目薬に涼しく秋を知る日かな 内藤鳴雪【季語=秋(秋)】

    目薬に涼しく秋を知る日かな内藤鳴雪内藤鳴雪がなんとなく好き…

  3. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第23回】木曾と宇佐美魚目

    【第23回】木曾と宇佐美魚目広渡敬雄(「沖」「塔の会」)木…

  4. 金魚すくふ腕にゆらめく水明り 千原草之【季語=金魚(夏)】

    金魚すくふ腕にゆらめく水明り千原草之(ちはらそうし))喉元…

  5. 愉快な彼巡査となつて帰省せり 千原草之【季語=帰省(夏)】

    愉快な彼巡査となつて帰省せり千原草之(ちはらそうし))喉元…

  6. 炎天を山梨にいま来てをりて 千原草之【季語=炎天(夏)】

  7. 美しき緑走れり夏料理 星野立子【季語=夏料理(夏)】

  8. ビール買ふ紙幣をにぎりて人かぞへ 京極杞陽【季語=ビール(夏)】

  9. 水を飲む風鈴ふたつみつつ鳴る 今井肖子【季語=風鈴(夏)】

  10. フラミンゴ同士暑がつてはをらず 後藤比奈夫【季語=暑し(夏)】

  11. 夕焼や答へぬベルを押して立つ 久保ゐの吉【季語=夕焼(夏)】

  12. 夾竹桃くらくなるまで語りけり 赤星水竹居【季語=夾竹桃(夏)】

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  4. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【番外−3】 広島と西東三鬼
  5. 択ぶなら銀河濃きころ羊村忌  倉橋羊村【季語=銀河(秋)】

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