「ホトトギス」
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置替へて大朝顔の濃紫 川島奇北【季語=朝顔(秋)】
置替へて大朝顔の濃紫川島奇北(かわしま・きほく))なんとか秋が立ちまして、ちょっと気温のピークはずれましたが、ようやく激しさの下り坂に入った気がするこの頃の日差。旧暦の七夕を明日に控え、風も変わって…
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目薬に涼しく秋を知る日かな 内藤鳴雪【季語=秋(秋)】
目薬に涼しく秋を知る日かな内藤鳴雪内藤鳴雪がなんとなく好き…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第23回】木曾と宇佐美魚目
【第23回】木曾と宇佐美魚目広渡敬雄(「沖」「塔の会」)木…
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金魚すくふ腕にゆらめく水明り 千原草之【季語=金魚(夏)】
金魚すくふ腕にゆらめく水明り千原草之(ちはらそうし))喉元…
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愉快な彼巡査となつて帰省せり 千原草之【季語=帰省(夏)】
愉快な彼巡査となつて帰省せり千原草之(ちはらそうし))喉元…
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炎天を山梨にいま来てをりて 千原草之【季語=炎天(夏)】
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美しき緑走れり夏料理 星野立子【季語=夏料理(夏)】
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ビール買ふ紙幣をにぎりて人かぞへ 京極杞陽【季語=ビール(夏)】
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水を飲む風鈴ふたつみつつ鳴る 今井肖子【季語=風鈴(夏)】
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フラミンゴ同士暑がつてはをらず 後藤比奈夫【季語=暑し(夏)】
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夕焼や答へぬベルを押して立つ 久保ゐの吉【季語=夕焼(夏)】
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夾竹桃くらくなるまで語りけり 赤星水竹居【季語=夾竹桃(夏)】