「ホトトギス」

  1. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第20回】遠賀川と野見山朱鳥

    【第20回】遠賀川と野見山朱鳥広渡敬雄(「沖」「塔の会」)遠賀川(おんがかわ)は、福岡県の英彦山(彦山川)と馬見山(嘉麻川)を源流とし、日本最大の炭鉱地帯・筑豊炭田の三炭都であった田川、飯塚、直方を経て響灘…

  2. 父の日の父に甘えに来たらしき 後藤比奈夫【季語=父の日(夏)】

    父の日の父に甘えに来たらしき後藤比奈夫梅雨入と入れ替わるよ…

  3. 麺麭摂るや夏めく卓の花蔬菜 飯田蛇笏【季語=夏めく(夏)】

    麺麭摂るや夏めく卓の花蔬菜飯田蛇笏西日本の梅雨入りはずいぶ…

  4. あとからの蝶美しや花葵 岩木躑躅【季語=花葵(夏)】

    あとからの蝶美しや花葵岩木躑躅(いわきつつじ)(星野立子)…

  5. はなびらの垂れて静かや花菖蒲 高浜虚子【季語=花菖蒲(夏)】

    はなびらの垂れて静かや花菖蒲 高浜虚子一幅の日本画のように…

  6. 麦打の埃の中の花葵 本田あふひ【季語=花葵(夏)】

  7. 麦秋や光なき海平らけく 上村占魚【季語=麦秋(夏)】

  8. 酒よろしさやゑんどうの味も好し 上村占魚【季語=豌豆(夏)】

  9. 除草機を押して出会うてまた別れ 越野孤舟【季語=除草機(夏)】

  10. 大いなる春を惜しみつ家に在り 星野立子【季語=春惜しむ(春)】

  11. 燈台に銘あり読みて春惜しむ 伊藤柏翠【季語=春惜しむ(春)】

  12. 秋櫻子の足あと【第4回】谷岡健彦

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  4. 白魚の目に哀願の二つ三つ 田村葉【季語=白魚(春)】
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  4. 節分や海の町には海の鬼 矢島渚男【季語=節分(冬)】
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【はじめに】こしだまほ
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