冬の季語
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初春の船に届ける祝酒 中西夕紀【季語=初春(新年)】
初春の船に届ける祝酒中西夕紀新年いかがお過ごしでしょうか。今年は二日三日が土日と重なっているため、四日が仕事始めの筆者は正月休みが短くてなんだか損をした気分。でも、新年早々後ろ向きな言葉を口…
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去年今年貫く棒の如きもの 高浜虚子【季語=去年今年(冬)】
去年今年貫く棒の如きもの高浜虚子(たかはまきょし)()()))…
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大年の夜に入る多摩の流れかな 飯田龍太【季語=大年(冬)】
大年の夜に入る多摩の流れかな 飯田龍太(「涼夜」五月書房 1977年)…
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極月の空青々と追ふものなし 金田咲子【季語=極月(冬)】
極月の空青々と追ふものなし金田咲子2020年最後の水曜ハイ…
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牛乳の膜すくふ節季の金返らず 小野田兼子【季語=節季(冬)】
牛乳の膜すくふ節季の金返らず小野田兼子季語は「節季」。講談…
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数へ日を二人で数へ始めけり 矢野玲奈【季語=数へ日(冬)】
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霜柱ひとはぎくしやくしたるもの 山田真砂年【季語=霜柱(冬)】
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この出遭ひこそクリスマスプレゼント 稲畑汀子【季語=クリスマス(冬)】
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柊を幸多かれと飾りけり 夏目漱石【季語=クリスマス(冬)】
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手袋を出て母の手となりにけり 仲寒蟬【季語=手袋(冬)】
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懐手蹼ありといつてみよ 石原吉郎【季語=懐手(冬)】
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うつくしき羽子板市や買はで過ぐ 高浜虚子【季語=羽子板市(冬)】