冬の季語

  1. 白鳥の花の身又の日はありや 成田千空【季語=白鳥(冬)】

    白鳥の花の身又の日はありや成田千空 千空の萬緑賞受賞後、中央俳壇では昭和33年頃から伝統俳句に対する批判(反発)の一つとして「前衛」と称される俳句が若手俳人の中で現れ始めた。前衛派の数ある方法論の中…

  2. デモすすむ恋人たちは落葉に佇ち 宮坂静生【季語=落葉(冬)】

    デモすすむ恋人たちは落葉に佇ち宮坂静生 (『全景宮坂静生』)…

  3. 気が変りやすくて蕪畠にゐる 飯島晴子【季語=蕪(冬)】

    気が変りやすくて蕪畠にゐる)飯島晴子 以前、内界と外界とい…

  4. しかと押し朱肉あかあか冬日和 中村ひろ子(かりん)【季語=冬日和(冬)】

    しかと押し朱肉あかあか冬日和中村ひろ子(かりん) 小学校の…

  5. 主よ人は木の髄を切る寒い朝 成田千空【季語=寒し(冬)】

    主よ人は木の髄を切る寒い朝成田千空『萬緑』創刊から7年後の…

  6. 美しき時雨の虹に人を待つ 森田愛子【季語=時雨(冬)】

  7. 蓮根や泪を横にこぼしあひ 飯島晴子【季語=蓮根(冬)】

  8. 命より一日大事冬日和 正木ゆう子【季語=冬日和(冬)】

  9. 雪の速さで降りてゆくエレベーター 正木ゆう子【季語=雪(冬)】

  10. 仰向けに冬川流れ無一文 成田千空【季語=冬川(冬)】

  11. みどり児のゐて冬瀧の見える家 飯島晴子【季語=冬瀧(冬)】

  12. 冬の水突つつく指を映しけり 千葉皓史【季語=冬の水(冬)】

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