冬の季語
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ストーブに貌が崩れていくやうな 岩淵喜代子【季語=ストーブ(冬)】
ストーブに貌が崩れていくやうな岩淵喜代子12月4日の本欄に、阪西敦子さんが《ストーブに判をもらひに来て待てる 粟津松彩子》という句のことを書いていた。確かにスチーム暖房と違って、ストーブは席によって…
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大空に伸び傾ける冬木かな 高浜虚子【季語=冬木(冬)】
大空に伸び傾ける冬木かな高浜虚子常緑樹でも落葉樹でも、冬の…
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略図よく書けて忘年会だより 能村登四郎【季語=暖房(冬)】
略図よく書けて忘年会だより能村登四郎12月も早や第一週が終…
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ストーブに判をもらひに来て待てる 粟津松彩子【季語=ストーブ(冬)】
ストーブに判をもらひに来て待てる粟津松彩子(あわづしょうさいし))…
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はやり風邪下着上着と骨で立つ 村井和一【季語=流行風邪(冬)】
はやり風邪下着上着と骨で立つ 村井和一(「もてなし」平成17年)…
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冬銀河旅鞄より流れ出す 坂本宮尾【季語=冬銀河(冬)】
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印刷工枯野に風を増刷す 能城檀【季語=枯野(冬)】
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【冬の季語】十一月
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あたたかき十一月もすみにけり 中村草田男【季語=冬の空(冬)】
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凩の会場へ行く燕尾服 中田美子【季語=凩(冬)】
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暖房や絵本の熊は家に住み 川島葵【季語=暖房(冬)】
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コーヒーに誘ふ人あり銀杏散る 岩垣子鹿【季語=銀杏散る(冬)】