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  3. 妹の手をとり水の香の方へ 小山玄紀

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  4. 幼子の手の腥き春の空 飯島晴子【季語=春の空(春)】

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  6. 手を入れてみたき帚木紅葉かな 大石悦子【季語=紅葉(秋)】

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  9. 葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を【季語=葉桜(夏)】

  10. 仕る手に笛もなし古雛 松本たかし【季語=古雛(春)】

  11. 年玉受く何も握れぬ手でありしが 髙柳克弘【季語=年玉(新年)】

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