「ホトトギス」

  1. 秋めくやあゝした雲の出かゝれば      池内たけし【季語=秋めく(秋)】

    秋めくやあゝした雲の出かゝれば池内たけし(いけうち・たけし))こないだの週末、三連休の一日にふたたび三〇度近くまで気温が上がった東京、しかし、立冬まで1か月を切った東京(だけじゃないけれど)、着るも…

  2. 後の月瑞穂の国の夜なりけり 村上鬼城【季語=後の月(秋)】

    後の月瑞穂の国の夜なりけり)村上鬼城今年の後の月は10月8…

  3. コスモスのゆれかはしゐて相うたず      鈴鹿野風呂【季語=コスモス(秋)】

    コスモスのゆれかはしゐて相うたず鈴鹿野風呂(すずか・のぶろ))…

  4. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年10月分】

    セクト・ポクリットでは2021年1月より、「コンゲツノハイク」をはじめました。前月…

  5. 淋しさに鹿も起ちたる馬酔木かな      山本梅史【季語=鹿(秋)】

    淋しさに鹿も起ちたる馬酔木かな山本梅史(やまもと・ばいし))…

  6. 蜩や久しぶりなる井の頭      柏崎夢香【季語=蜩(秋)】

  7. 月代は月となり灯は窓となる   竹下しづの女【季語=月(秋)】

  8. 茄子もぐ手また夕闇に現れし 吉岡禅寺洞【季語=茄子(秋)】

  9. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年9月分】

  10. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年8月分】

  11. 秋草のはかなかるべき名を知らず 相生垣瓜人【季語=秋草(秋)】

  12. 生垣や忘れ一葉を落し掃く   村尾公羽【季語=一葉(秋)】

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  2. 美しきものに火種と蝶の息 宇佐美魚目【季語=蝶(春)】 
  3. 春満月そは大いなる糖衣錠 金子敦【季語=春満月(春)】
  4. 酔うて泣きデザートを食ひ年忘 岸本尚毅【季語=年忘(冬)】
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【第95回】若井新一

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  4. 茎石に煤をもれ来る霰かな 山本村家【季語=茎石(冬)】
  5. 【復活?】神保町に銀漢亭があったころ【目次】
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