「知音」

  1. 冬河原のつぴきならぬ恋ならめ 行方克巳【季語=冬河原(冬)】

    冬河原のつぴきならぬ恋ならめ行方克巳(『昆虫記』) 冬の河原とは、意外と人が歩いているものである。夏のような賑やかさは無いものの、必ず誰かしらとすれ違う。冬の河原で異性と二人きりになって何かしようと…

  2. 初旅の富士より伊吹たのもしき 西村和子【季語=初旅(新年)】

    初旅の富士より伊吹たのもしき西村和子新年明けましておめでと…

  3. コスモスや泣きたくなつたので笑ふ 吉田林檎【季語=コスモス(秋)】

    コスモスや泣きたくなつたので笑ふ吉田林檎 山口百恵の曲「秋…

  4. 馴染むとは好きになること味噌雑煮 西村和子【季語=雑煮(新年)】

    馴染むとは好きになること味噌雑煮西村和子(『かりそめならず』)…

  5. 胎動に覚め金色の冬林檎 神野紗希【季語=冬林檎(冬)】

    胎動に覚め金色の冬林檎)神野紗希)(『すみれそよぐ』所収)…

  6. 呼吸するごとく雪降るヘルシンキ 細谷喨々【季語=雪(冬)】

  7. 嚔して酒のあらかたこぼれたる 岸本葉子【季語=嚔(冬)】

  8. 水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】

  9. ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第3回】

  10. 神保町に銀漢亭があったころ【第92回】行方克巳

  11. 神保町に銀漢亭があったころ【第77回】小沢麻結

  12. 【書評】吉田林檎『スカラ座』(ふらんす堂、2019年)

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  4. 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 水原秋桜子【季語=啄木鳥(秋)】
  5. あきかぜの疾渡る空を仰ぎけり 久保田万太郎【季語=秋風(秋)】

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