ている

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  7. 黒揚羽に当てられてゐる軀かな 飯島晴子【季語=黒揚羽(夏)】

  8. 気を強く春の円座に坐つてゐる 飯島晴子【季語=春(春)】

  9. 行く雁を見てゐる肩に手を置かれ 市村不先【季語=行く雁(春)】

  10. さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】 

  11. 動かない方も温められている 芳賀博子

  12. つきの光に花梨が青く垂れてゐる。ずるいなあ先に時が満ちてて 岡井隆

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