夏の季語

  1. 小燕のさヾめき誰も聞き流し 中村汀女【季語=小燕(夏)】

    小燕のさヾめき誰も聞き流し中村汀女 今日は6月最初の金曜日。今週初めに梅雨入りしたかと思えば急に晴れたり、また台風が来るなど、安定しない天気である。 そんな中で、東京の某駅を歩いていたら、構…

  2. 巡査つと来てラムネ瓶さかしまに 高濱虚子【季語=ラムネ(夏)】

    巡査つと来てラムネ瓶さかしまに高濱虚子(改造社『俳諧歳時記 夏』)…

  3. ハフハフと泳ぎだす蛭ぼく音痴 池禎章【季語=蛭(夏)】

    ハフハフと泳ぎだす蛭ぼく音痴)池禎章最近出会った「なんじゃ…

  4. 夏蝶の口くくくくと蜜に震ふ 堀本裕樹【季語=夏蝶(夏)】

    夏蝶の口くくくくと蜜に震ふ)堀本裕樹夏の蝶が花の蜜を吸って…

  5. 虎の尾を一本持つて恋人来 小林貴子【季語=虎尾草(夏)】

    虎の尾を一本持つて恋人来小林貴子(『北斗七星』) デートの…

  6. 卯月野にうすき枕を並べけり 飯島晴子【季語=卯月(夏)】

  7. 【夏の季語】蟇

  8. 黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる 宇多喜代子【季語=黒鯛(夏)】

  9. 薫風や今メンバー紹介のとこ 佐藤智子【季語=薫風(夏)】

  10. いつまでも死なぬ金魚と思ひしが 西村麒麟【季語=金魚(夏)】

  11. マグダラのマリア恋しや芥子の花 有馬朗人【季語=芥子の花(夏)】

  12. 筍にくらき畳の敷かれあり 飯島晴子【季語=筍(夏)】

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  4. 眼のなれて闇ほどけゆく白牡丹 桑田和子【季語=白牡丹(夏)】
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