ハイクノミカタ
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甘き花呑みて緋鯉となりしかな 坊城俊樹【季語=緋鯉(夏)】
甘き花呑みて緋鯉となりしかな)坊城俊樹)お酒はあんまり飲まない。アイスのほうが美味しくて、赤城乳業のかじるバターアイスは最高だと思う。飲み会にもあんまり行かない。お金は払っているのでここぞとばかりに…
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桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】
桐咲ける景色にいつも沼を感ず)加倉井秋を) 昨今、「趣味に…
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散るときのきてちる牡丹哀しまず 稲垣きくの【季語=牡丹(夏)】
散るときのきてちる牡丹哀しまず稲垣きくの 牡丹は開ききった…
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プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷【季語=夏来る(夏)】
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ石田波郷以前鑑賞した「あえ…
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捨て櫂や暑気たゞならぬ皐月空 飯田蛇笏【季語=皐月(夏)】
捨て櫂や暑気たゞならぬ皐月空飯田蛇笏))ゴミ回収の規則に従…
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白牡丹四五日そして雨どつと 高田風人子【季語=白牡丹(夏)】
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体内の水傾けてガラス切る 須藤徹【無季】
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きりんの子かゞやく草を喰む五月 杉山久子【季語=五月(夏)】
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田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】
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春の水とは濡れてゐるみづのこと 長谷川櫂【季語=春の水(春)】
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いけにえにフリルがあって恥ずかしい 暮田真名
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詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】