ハイクノミカタ

  1. 甘き花呑みて緋鯉となりしかな 坊城俊樹【季語=緋鯉(夏)】

    甘き花呑みて緋鯉となりしかな)坊城俊樹)お酒はあんまり飲まない。アイスのほうが美味しくて、赤城乳業のかじるバターアイスは最高だと思う。飲み会にもあんまり行かない。お金は払っているのでここぞとばかりに…

  2. 桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】

    桐咲ける景色にいつも沼を感ず)加倉井秋を) 昨今、「趣味に…

  3. 散るときのきてちる牡丹哀しまず 稲垣きくの【季語=牡丹(夏)】

    散るときのきてちる牡丹哀しまず稲垣きくの 牡丹は開ききった…

  4. プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷【季語=夏来る(夏)】

    プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ石田波郷以前鑑賞した「あえ…

  5. 捨て櫂や暑気たゞならぬ皐月空 飯田蛇笏【季語=皐月(夏)】

    捨て櫂や暑気たゞならぬ皐月空飯田蛇笏))ゴミ回収の規則に従…

  6. 白牡丹四五日そして雨どつと 高田風人子【季語=白牡丹(夏)】

  7. 体内の水傾けてガラス切る 須藤徹【無季】

  8. きりんの子かゞやく草を喰む五月 杉山久子【季語=五月(夏)】

  9. 田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】

  10. 春の水とは濡れてゐるみづのこと 長谷川櫂【季語=春の水(春)】

  11. いけにえにフリルがあって恥ずかしい 暮田真名

  12. 詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】

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