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見てゐたる春のともしびゆらぎけり 池内たけし【季語=春灯(春)】
見てゐたる春のともしびゆらぎけり池内たけし(いけうち・たけし) 管理人・ホリキリさんのご案内にもありました通り、訳あって一週間お休みをいただきました。おかげさまで、晴れて外出可能になりましたが、もう…
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詩に瘦せて二月渚をゆくはわたし 三橋鷹女【季語=二月(春)】
詩に瘦せて二月渚をゆくはわたし三橋鷹女以前、何かの講演で、…
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片蔭の死角から攻め落としけり 兒玉鈴音【季語=片蔭(夏)】
片蔭の死角から攻め落としけり)兒玉鈴音『第24回俳句甲子園公式作品集』(2…
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猿負けて蟹勝つ話亀鳴きぬ 雪我狂流【季語=亀鳴く(春)】
猿負けて蟹勝つ話亀鳴きぬ雪我狂流(ゆきがふる))亀には発声…
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復讐の馬乗りの僕嗤っていた 福田若之
復讐の馬乗りの僕嗤っていた)福田若之句集『自生地』(東京四季出版、2017…
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雪掻きて今宵誘うてもらひけり 榎本好宏【季語=雪掻(冬)】
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よき椅子にもたれて話す冬籠 池内たけし【季語=冬籠(冬)】
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寒月下あにいもうとのやうに寝て 大木あまり【季語=寒月(冬)】
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肩へはねて襟巻の端日に長し 原石鼎【季語=襟巻(冬)】
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共にゐてさみしき獣初しぐれ 中町とおと【季語=初時雨(冬)】
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イエスほど痩せてはをらず薬喰 亀田虎童子【季語=薬喰(冬)】
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みな聖樹に吊られてをりぬ羽持てど 堀田季何【季語=聖樹(冬)】