ハイクノミカタ

  1. ぬばたまの夜やひと触れし髪洗ふ 坂本宮尾【季語=髪洗ふ(夏)】

    ぬばたまの夜やひと触れし髪洗ふ坂本宮尾(『天動説』)幼い頃、髪を洗うのは三日に一回であった。濡れた髪は風邪をひきやすいという理由であった。母親が忙しくて髪を洗ったり乾かしたりする手伝いが出来なかった…

  2. 指さして七夕竹をこはがる子 阿部青鞋【季語=七夕竹(秋)】

    指さして七夕竹をこはがる子阿部青鞋(『ひとるたま』昭和58年)…

  3. クリームパンにクリームぎつしり雲の峰 江渡華子【季語=雲の峰(夏)】

    クリームパンにクリームぎつしり雲の峰江渡華子「雲に乗った」…

  4. 半夏蛸とは化けて出る蛸かとも 後藤比奈夫【季語=半夏(夏)】

    半夏蛸とは化けて出る蛸かとも後藤比奈夫7月最初のハイクノミ…

  5. 東京や涙が蟻になってゆく 峠谷清広 【季語=蟻(夏)】

    東京や涙が蟻になってゆく峠谷清広小学低学年の頃…

  6. 先生が瓜盗人でおはせしか 高浜虚子【季語=瓜(夏)】

  7. 蛍火や飯盛女飯を盛る 山口青邨【季語=蛍火(夏)】

  8. 鵺一羽はばたきおらん裏銀河 安井浩司

  9. 少年の雨の匂ひやかぶと虫 石寒太【季語=かぶと虫(夏)】

  10. ゴルファーを一擲したる雷雨かな 鈴木油山【季語=雷雨(夏)】

  11. 汗の女体に岩手山塊殺到す 加藤楸邨【季語=汗(夏)】

  12. 金魚大鱗夕焼の空の如きあり 松本たかし【季語=金魚(夏)】

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  3. 他人とは自分のひとり残る雪 杉浦圭祐【季語=残る雪(春)】
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