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生まれて来たか九月に近い空の色 平田修【季語=九月(秋)】
2024.09.15
蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ 飯島晴子【季語=蜷(春)】
2024.03.10
唐太の天ぞ垂れたり鰊群来 山口誓子【季語=鰊(春)】
2024.03.06
雪が来るうさぎの耳とうさぎの目 青柳志解樹【季語=雪(冬)】
2024.01.26
最終回みたいな街に鯨来る 斎藤よひら【季語=鯨(冬)】
2024.01.23
雀来て紅梅はまだこどもの木 成田千空【季語=紅梅(春)】
2023.12.13
めちやくちやなどぜうの浮沈台風くる 秋元不死男【季語=台風(秋)】
2023.08.18
葛の花来るなと言つたではないか 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
2023.08.17
瀧見人子を先だてて来りけり 飯島晴子【季語=滝見(夏)】
2023.08.06
来たことも見たこともなき宇都宮 /筑紫磐井
2023.07.06
未来より滝を吹き割る風来たる 夏石番矢【季語=滝(夏)】
2023.06.29
巡査つと来てラムネ瓶さかしまに 高濱虚子【季語=ラムネ(夏)】
2023.06.01
虎の尾を一本持つて恋人来 小林貴子【季語=虎尾草(夏)】
2023.05.29
来て見れば来てよかりしよ梅椿 星野立子【季語=梅・椿(春)】
2023.02.26
背広来る来るジンギスカンを食べに来る 橋本喜夫【季語=ジンギスカン(秋)】
2023.02.14
枯蓮のうごく時きてみなうごく 西東三鬼【季語=枯蓮(冬)】
2022.12.04
待ち人の来ず赤い羽根吹かれをり 涼野海音【季語=赤い羽根(秋)】
2022.11.21
九月来る鏡の中の無音の樹 津川絵理子【季語=九月(秋)】
2022.09.07
麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ 長谷川素逝【季語=麦からを焼く?】
2022.05.19
先生はいつもはるかや虚子忌来る 深見けん二【季語=虚子忌(春)】
2022.04.08
犬去れば次の犬来る鳥総松 大橋越央子【季語=鳥総松(新年)】
2022.01.21
戸隠の山より風邪の神の来る 今井杏太郎【季語=風邪(冬)】
2021.12.23
茎石に煤をもれ来る霰かな 山本村家【季語=茎石(冬)】
2021.12.10
ここまでは来たよとモアイ置いていく 大川博幸
2021.10.24
鵙の贄太古のごとく夕来ぬ 清原枴童【季語=鵙の贄(秋)】
2021.10.22
鶴の来るために大空あけて待つ 後藤比奈夫【季語=鶴来る(秋)】
2021.10.12
鴨が来て池が愉快となりしかな 坊城俊樹【季語=鴨来る(秋)】
2021.10.02
求婚の返事来る日をヨット馳す 池田幸利【季語=ヨット(夏)】
2021.08.16
直立の八月またも来りけり 小島健【季語=八月(秋)】
2021.08.04
炎天を山梨にいま来てをりて 千原草之【季語=炎天(夏)】
2021.07.23
父の日の父に甘えに来たらしき 後藤比奈夫【季語=父の日(夏)】
2021.06.18
春雷や刻来り去り遠ざかり 星野立子【季語=春雷(春)】
2021.02.28
夕づつにまつ毛澄みゆく冬よ来よ 千代田葛彦【季語=冬隣(秋)】
2020.11.02
初鰹黒潮を来し尾の緊まり 今瀬一博【季語=初鰹(夏)】
2020.07.03
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読み終へて本に厚さや十二月 鈴木総史【季語=十二月(冬)】
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蜻蛉やヒーローショーの殴る蹴る 三橋五七【季語=蜻蛉(秋)】
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神の旅耳にあかるき風過ぎて 中西亮太【季語=神の旅(冬)】
5位
うれしさの木の香草の香木の実の香 黒田杏子【季語=木の実(秋)】
6位
冬の虹忘れてそして忘れ去る 藤井あかり【季語=冬の虹(冬)】
7位
とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな 中村汀女【季語=蜻蛉(秋)】
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咳込めど目は物を見てゐてかなし 京極杞陽【季語=咳(冬)】
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常連とならぬ気安さ帰り花 吉田哲二【季語=帰り花(冬)】
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【秋の季語】秋の暮/秋の夕 秋の夕べ
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未来より滝を吹き割る風来たる 夏石番矢【季語=滝(夏)】
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