ハイクノミカタ細村星一郎

  1. 白馬の白き睫毛や霧深し 小澤青柚子【季語=霧(秋)】

    白馬の白き睫毛や霧深し小澤青柚子「白馬」と聞いて我々競馬ファンが思い出すのは、やはり桜花賞を制したソダシだろう。G1三勝だけでなく、ダートへの挑戦や騎手の乗り換えももあったが、方々で名馬と呼んで差し…

  2. 煌々と渇き渚・渚をずりゆく艾 赤尾兜子【季語=艾(春)】

    煌々と渇き渚・渚をずりゆく艾赤尾兜子(『虚像』昭和40年)…

  3. かんぱちも乗せて離島の連絡船 西池みどり【季語=かんぱち(夏)】

    かんぱちも乗せて離島の連絡船西池みどり島へ向かう一日数本の…

  4. 古池やにとんだ蛙で蜘蛛るTELかな 加藤郁乎

    古池やにとんだ蛙で蜘蛛るTELかな加藤郁乎(『牧歌メロン』昭和45年)…

  5. 銀座明るし針の踵で歩かねば 八木三日女

    銀座明るし針の踵で歩かねば八木三日女(『赤い地図』昭和38年)…

  6. 象の足しづかに上る重たさよ 島津亮

  7. 三角形の 黒の物体の 裏側の雨 富沢赤黄男

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