「海程」
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スタールビー海溝を曳く琴騒の 八木三日女
スタールビー海溝を曳く琴騒の八木三日女(「Unicorn」創刊号 昭和43年)「Unicorn」を短く紹介すると、高柳重信や金子兜太、あるいは飯田龍太ら、高度成長期の俳壇をリードする戦後俳句の俳人達…
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未生以前の石笛までも刎ねる 小野初江
未生以前の石笛までも刎ねる)小野初江)掲句との出会いはおよ…
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ラーメン舌に熱し僕がこんなところに 林田紀音夫
ラーメン舌に熱し僕がこんなところに林田紀音夫(『風蝕』1961年)…
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青年鹿を愛せり嵐の斜面にて 金子兜太【季語=鹿(秋)】
青年鹿を愛せり嵐の斜面にて金子兜太「斜面」を「なぞえ」と読…
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【第2回】ラジオ・ポクリット(ゲスト: 月野ぽぽなさん)
2021年10月で、セクト・ポクリットも1周年!ついにポッドキャスト(インターネッ…
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赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女【季語=茸(秋)】
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河よりもときどき深く月浴びる 森央ミモザ【季語=月(秋)】
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あめつちや林檎の芯に蜜充たし 武田伸一【季語=林檎(秋)】
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九月の教室蟬がじーんと別れにくる 穴井太【季語=九月(秋)】
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彎曲し火傷し爆心地のマラソン 金子兜太
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秋の日の音楽室に水の層 安西篤【季語=秋の日(秋)】
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品川はみな鳥のような人たち 小野裕三