1. あひふれしさみだれ傘の重かりし 中村汀女【季語=五月雨(夏)】

    あひふれしさみだれ傘の重かりし中村汀女(『汀女句集』)梅雨の時期は、突然の雨による出逢いや相合傘、雨宿りなど恋の発展がある。若い時には、傘を持っていても忘れてしまった振りをして同じ傘を分かち合い、肩…

  2. 大空へ解き放たれし燕かな 前北かおる【季語=燕(春)】

    大空へ解き放たれし燕かな前北かおる徒歩圏内の植物を把握する…

  3. 蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ 飯島晴子【季語=蜷(春)】

    蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ)飯島晴子晴子の第三句集『春…

  4. 風邪を引くいのちありしと思ふかな 後藤夜半【季語=風邪(冬)】

    風邪を引くいのちありしと思ふかな後藤夜半 &#x303d…

  5. 鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女【季語=時雨(冬)】

    鍋物に火のまはり来し時雨かな鈴木真砂女 今週に入ってだいぶ…

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  7. さわやかにおのが濁りをぬけし鯉 皆吉爽雨【季語=爽やか(秋)】

  8. きつかけはハンカチ借りしだけのこと 須佐薫子【季語=ハンカチ(夏)】

  9. いつまでも死なぬ金魚と思ひしが 西村麒麟【季語=金魚(夏)】

  10. 春の雁うすうす果てし旅の恋 小林康治【季語=春の雁(春)】

  11. 鳴きし亀誰も聞いてはをらざりし 後藤比奈夫【季語=亀鳴く(春)】

  12. 恋さめた猫よ物書くまで墨すり溜めし 河東碧梧桐【季語=恋猫(春)】

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