神保町に銀漢亭があったころ【第118回】前北かおる

• 2021.02.10

梅ほつほつ人ごゑ遠きところより　深川正一郎【季語＝梅　（春）】

• 2021.02.05

水仙や古鏡の如く花をかかぐ　松本たかし【季語＝水仙（冬）】

• 2021.01.25

酒庫口のはき替え草履寒造　西山泊雲【季語＝寒造　（冬）】

• 2021.01.22

しばれるとぼつそりニッカウィスキー　依田明倫【季語＝しばれる（冬）】

• 2021.01.19

ラグビーのジヤケツの色の敵味方　福井圭児【季語＝ラグビー（冬）】

• 2021.01.15

土器に浸みゆく神酒や初詣　高浜年尾【季語＝初詣（新年）】

• 2021.01.07

去年今年貫く棒の如きもの　高浜虚子【季語＝去年今年（冬）】

• 2021.01.01

神保町に銀漢亭があったころ【第105回】藤森荘吉

• 2020.12.26

この出遭ひこそクリスマスプレゼント　稲畑汀子【季語＝クリスマス（冬）】

• 2020.12.25

うつくしき羽子板市や買はで過ぐ　高浜虚子【季語＝羽子板市（冬）】

• 2020.12.21

神保町に銀漢亭があったころ【第97回】岸田祐子

• 2020.12.06

ストーブに判をもらひに来て待てる　粟津松彩子【季語＝ストーブ（冬）】

• 2020.12.04

あたたかき十一月もすみにけり　中村草田男【季語＝冬の空（冬）】

• 2020.11.30

コーヒーに誘ふ人あり銀杏散る　岩垣子鹿【季語＝銀杏散る（冬）】

• 2020.11.27

神保町に銀漢亭があったころ【第82回】歌代美遥

• 2020.11.21

浅草をはづれはづれず酉の市　松岡ひでたか【季語＝酉の市（冬）】

• 2020.11.20

神保町に銀漢亭があったころ【第74回】木暮陶句郎

• 2020.11.13

いつまでも狐の檻に襟を立て　小泉洋一【季語＝狐（冬）】

• 2020.11.13

神保町に銀漢亭があったころ【第66回】阪西敦子

• 2020.11.05

火達磨となれる秋刀魚を裏返す　柴原保佳【季語＝秋刀魚（秋）】

• 2020.10.23

行秋や音たてて雨見えて雨　成瀬正俊【季語＝行秋（秋）】

• 2020.10.16

クッキーと林檎が好きでデザイナー　千原草之【季語＝林檎（秋）】

• 2020.10.09

やゝ寒し閏遅れの今日の月　松藤夏山【季語＝今日の月 （秋）】

• 2020.10.02

ラガーらの目に一瞬の空戻る　阪西敦子【季語＝ラガー（冬）】

• 2020.09.30

神保町に銀漢亭があったころ【第28回】今井肖子

• 2020.09.28

神保町に銀漢亭があったころ【第10回】相沢文子

• 2020.09.10

こまごまと大河のごとく蟻の列　深見けん二【季語＝蟻（夏）】

• 2020.07.12

川を見るバナナの皮は手より落ち　高濱虚子【季語＝バナナ（夏）】

• 2020.07.11

どちらかと言へば麦茶の有難く　　稲畑汀子【季語＝麦茶（夏）】

• 2020.07.06