「春燈」
-
時計屋の時計春の夜どれがほんと 久保田万太郎【季語=春の夜(春)】
時計屋の時計春の夜どれがほんと久保田万太郎あっさいあるあるから入らせてもらうが、この俳句を「春の夜の時計春の夜どれがほんと」と言ってしまう、というのがある。この俳句の場合、「時計屋の時計(の…
-
俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第70回】 浅草と久保田万太郎
【第70回】浅草と久保田万太郎広渡敬雄(「沖」「塔の会」)…
-
鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女【季語=時雨(冬)】
鍋物に火のまはり来し時雨かな鈴木真砂女 今週に入ってだいぶ…
-
萩にふり芒にそそぐ雨とこそ 久保田万太郎【季語=萩・芒(秋)】
萩にふり芒にそそぐ雨とこそ久保田万太郎いよいよ今回で九月・…
-
遠き屋根に日のあたる春惜しみけり 久保田万太郎【季語=春惜しむ(春)】
遠き屋根に日のあたる春惜しみけり)久保田万太郎『流寓抄』晩…
-
ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪 久保田万太郎【季語=春の雪(春)】
-
逢曳や冬鶯に啼かれもし 安住敦【季語=冬鶯(冬)】
-
笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも 中村苑子【季語=笹鳴(冬)】
-
つぶやきの身に還りくる夜寒かな 須賀一惠【季語=夜寒(秋)】
-
手に負へぬ萩の乱れとなりしかな 安住敦【季語=萩(秋)】
-
むかし吾を縛りし男の子凌霄花 中村苑子【季語=凌霄花(夏)】
-
羅や人悲します恋をして鈴木真砂女【季語=羅(夏)】