1. 紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野椿【季語=紫陽花(夏)】

    紫陽花のパリーに咲けば巴里の色星野椿 紫陽花が見頃を迎えつつある。先日、神戸市立森林植物園へ紫陽花を観に行ってきた。ここには、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイ、タマアジサイ、中国系アジサイな…

  2. 厚餡割ればシクと音して雲の峰 中村草田男【季語=雲の峰(夏)】

    厚餡割ればシクと音して雲の峰中村草田男(『音数で引く俳句歳時記 夏』)…

  3. 紫陽花剪るなほ美しきものあらば剪る 津田清子【季語=紫陽花(夏)】

    紫陽花剪るなほ美しきものあらば剪る)津田清子福山雅治は作詞…

  4. 皮むけばバナナしりりと音すなり 犬星星人【季語=バナナ(夏)】

    皮むけばバナナしりりと音すなり)犬星星人(「蒼海」14号より)…

  5. 来て見れば来てよかりしよ梅椿 星野立子【季語=梅・椿(春)】

    来て見れば来てよかりしよ梅椿星野立子「梅椿」というのは、な…

  6. 灯を消せば部屋無辺なり夜の雪 小川軽舟【季語=雪(冬)】

  7. あまり寒く笑へば妻もわらふなり 石川桂郎【季語=寒し(冬)】

  8. 鱶のあらい皿を洗えば皿は海 谷さやん【季語=鱶(冬)】

  9. 舟やれば鴨の羽音の縦横に     川田十雨【季語=鴨(冬)】

  10. 伊太利の毛布と聞けば寝つかれず 星野高士【季語=毛布(冬)】

  11. 愛かなしつめたき目玉舐めたれば 榮猿丸【季語=冷たし(冬)】

  12. 泣きながら白鳥打てば雪がふる 松下カロ【季語=白鳥・雪(冬)】

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