新年の季語

  1. 賀の客の若きあぐらはよかりけり 能村登四郎【季語=賀客(新年)】

    賀の客の若きあぐらはよかりけり)能村登四郎賀客を迎える立場としては、客人が寛いでくれるのが何よりの喜びである、と思う。最初は正座していた若き客人に対し、主人が声を掛ける。「堅苦しい格好はやめ…

  2. ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】

    ひめはじめ昔男に腰の物加藤郁乎(『江戸桜』)〈ひめはじめ〉…

  3. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#10

    【連載】もしあの俳人が歌人だったらSession#10このコーナーは、気鋭…

  4. 初夢にドームがありぬあとは忘れ 加倉井秋を【季語=初夢(新年)】

    初夢にドームがありぬあとは忘れ加倉井秋を一富士二鷹三茄子の…

  5. ゆげむりの中の御慶の気軽さよ 阿波野青畝【季語=御慶(新年)】

    ゆげむりの中の御慶の気軽さよ阿波野青畝新年明けましておめで…

  6. 餅花のさきの折鶴ふと廻る 篠原梵【季語=餅花(新年)】

  7. 松過ぎの一日二日水の如 川崎展宏【季語=松過ぎ(新年)】

  8. 悲しみもありて松過ぎゆくままに 星野立子【季語=松過(新年)】

  9. 土器に浸みゆく神酒や初詣 高浜年尾【季語=初詣(新年)】

  10. 牛日や駅弁を買いディスク買い 木村美智子【季語=牛日(新年)】

  11. いづくともなき合掌や初御空 中村汀女【季語=初御空(新年)】

  12. 初春の船に届ける祝酒 中西夕紀【季語=初春(新年)】

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