新年の季語
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賀の客の若きあぐらはよかりけり 能村登四郎【季語=賀客(新年)】
賀の客の若きあぐらはよかりけり)能村登四郎賀客を迎える立場としては、客人が寛いでくれるのが何よりの喜びである、と思う。最初は正座していた若き客人に対し、主人が声を掛ける。「堅苦しい格好はやめ…
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ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】
ひめはじめ昔男に腰の物加藤郁乎(『江戸桜』)〈ひめはじめ〉…
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【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#10
【連載】もしあの俳人が歌人だったらSession#10このコーナーは、気鋭…
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初夢にドームがありぬあとは忘れ 加倉井秋を【季語=初夢(新年)】
初夢にドームがありぬあとは忘れ加倉井秋を一富士二鷹三茄子の…
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ゆげむりの中の御慶の気軽さよ 阿波野青畝【季語=御慶(新年)】
ゆげむりの中の御慶の気軽さよ阿波野青畝新年明けましておめで…
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餅花のさきの折鶴ふと廻る 篠原梵【季語=餅花(新年)】
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松過ぎの一日二日水の如 川崎展宏【季語=松過ぎ(新年)】
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悲しみもありて松過ぎゆくままに 星野立子【季語=松過(新年)】
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土器に浸みゆく神酒や初詣 高浜年尾【季語=初詣(新年)】
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牛日や駅弁を買いディスク買い 木村美智子【季語=牛日(新年)】
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いづくともなき合掌や初御空 中村汀女【季語=初御空(新年)】
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初春の船に届ける祝酒 中西夕紀【季語=初春(新年)】