「春燈」

  1. 時計屋の時計春の夜どれがほんと 久保田万太郎【季語=春の夜(春)】

    時計屋の時計春の夜どれがほんと久保田万太郎あっさいあるあるから入らせてもらうが、この俳句を「春の夜の時計春の夜どれがほんと」と言ってしまう、というのがある。この俳句の場合、「時計屋の時計(の…

  2. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第70回】 浅草と久保田万太郎

    【第70回】浅草と久保田万太郎広渡敬雄(「沖」「塔の会」)…

  3. 鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女【季語=時雨(冬)】

    鍋物に火のまはり来し時雨かな鈴木真砂女 今週に入ってだいぶ…

  4. 萩にふり芒にそそぐ雨とこそ 久保田万太郎【季語=萩・芒(秋)】

    萩にふり芒にそそぐ雨とこそ久保田万太郎いよいよ今回で九月・…

  5. 遠き屋根に日のあたる春惜しみけり 久保田万太郎【季語=春惜しむ(春)】

    遠き屋根に日のあたる春惜しみけり)久保田万太郎『流寓抄』晩…

  6. ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪 久保田万太郎【季語=春の雪(春)】

  7. 逢曳や冬鶯に啼かれもし 安住敦【季語=冬鶯(冬)】

  8. 笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも 中村苑子【季語=笹鳴(冬)】 

  9. つぶやきの身に還りくる夜寒かな 須賀一惠【季語=夜寒(秋)】

  10. 手に負へぬ萩の乱れとなりしかな 安住敦【季語=萩(秋)】

  11. むかし吾を縛りし男の子凌霄花 中村苑子【季語=凌霄花(夏)】

  12. 羅や人悲します恋をして鈴木真砂女【季語=羅(夏)】

おすすめ記事

  1. 【冬の季語】マフラー
  2. 【冬の季語】待春
  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第41回】矢野玲奈
  4. 夕づつにまつ毛澄みゆく冬よ来よ 千代田葛彦【季語=冬隣(秋)】
  5. 極寒の寝るほかなくて寝鎮まる 西東三鬼【季語=極寒(冬)】

Pickup記事

  1. 春の夢魚からもらふ首飾り 井上たま子【季語=春の夢(春)】
  2. うつとりと人見る奈良の鹿子哉 正岡子規【季語=鹿子(夏)】
  3. 【書評】三島広志 第1句集『天職』(角川書店、2020年)
  4. 【春の季語】立春
  5. 絵葉書の消印は流氷の町 大串章【季語=流氷(春)】
PAGE TOP