「青」

  1. いつの間にがらりと涼しチョコレート 星野立子【季語=涼し(夏)】

    いつの間にがらりと涼しチョコレート星野立子昭和九年作『立子句集』所収下五の力俳誌「秋草」における令和六年からの目玉のひとつに、会員による「作家論」と「作家論を読む」のコーナーがある。今年は主…

  2. 一つだに動かぬ干梅となりて 佛原明澄【季語=干梅(夏)】

    一つだに動かぬ干梅となりて佛原明澄『棚田』(平成六年刊)所収…

  3. 大金をもちて茅の輪をくぐりけり 波多野爽波【季語=茅の輪(夏)】

    大金をもちて茅の輪をくぐりけり波多野爽波『骰子』所収 昭和五十九年…

  4. 鯖買ふと決めて出てゆく茂かな 岩田由美【季語=鯖・茂(夏)】

    鯖買ふと決めて出てゆく茂かな岩田由美昨年、俳人協会の第7回…

  5. 夕飯よけふは昼寝をせぬままに 木村定生【季語=昼寝(夏)】

    夕飯よけふは昼寝をせぬままに木村定生「秋草」10周年を記念…

  6. 本の背は金の文字押し胡麻の花 田中裕明【季語=胡麻の花(夏)】

  7. 今年の蠅叩去年の蠅叩 山口昭男【季語=蠅叩(夏)】

  8. いつまでもからだふるへる菜の花よ 田中裕明【季語=菜の花(春)】 

  9. 卒業歌ぴたりと止みて後は風 岩田由美【季語=卒業歌(春)】

  10. 酔うて泣きデザートを食ひ年忘 岸本尚毅【季語=年忘(冬)】

  11. 水吸うて新聞あをし花八ツ手 森賀まり【季語=花八ツ手(冬)】

  12. 花八つ手鍵かけしより夜の家 友岡子郷【季語=花八つ手(冬)】

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