1. 向日葵の闇近く居る水死人 冬野虹【季語=向日葵(夏)】

    向日葵の闇近く居る水死人冬野虹向日葵は夏の代表的な花であり、特徴を捉えやすいので、子供が好んで絵日記に書き込む花という幻想がある。実際そうかもしれないのだが、その場面、書かれた絵を見たことがない。&…

  2. 恋人はめんどうな人さくらんぼ 畑耕一【季語=さくらんぼ(夏)】

    恋人はめんどうな人さくらんぼ畑耕一(『蜘蛛うごく』)恋とは…

  3. 妻となる人五月の波に近づきぬ 田島健一【季語=五月(夏)】

    妻となる人五月の波に近づきぬ田島健一(『ただならぬぽ』)恋…

  4. 人のかほ描かれてゐたる巣箱かな 藤原暢子【季語=巣箱(春)】 

    人のかほ描かれてゐたる巣箱かな)(藤原暢子藤原暢子さんの第…

  5. 主よ人は木の髄を切る寒い朝 成田千空【季語=寒い(冬)】

    主よ人は木の髄を切る寒い朝成田千空『萬緑』創刊から7年後の…

  6. 美しき時雨の虹に人を待つ 森田愛子【季語=時雨(冬)】

  7. 秋山に箸光らして人を追ふ 飯島晴子【季語=秋山(秋)】

  8. 片足はみづうみに立ち秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】

  9. 瀧見人子を先だてて来りけり 飯島晴子【季語=滝見(夏)】

  10. うつとりと人見る奈良の鹿子哉 正岡子規【季語=鹿子(夏)】

  11. 人とゆく野にうぐひすの貌強き 飯島晴子【季語=鶯(春)】

  12. さくら餅たちまち人に戻りけり 渋川京子【季語=桜餅(春)】 

おすすめ記事

  1. 泥棒の恋や月より吊る洋燈 大屋達治【季語=月(秋)】
  2. 【春の季語】四月馬鹿
  3. さくら仰ぎて雨男雨女 山上樹実雄【季語=桜(春)】
  4. 【冬の季語】梟
  5. 【冬の季語】追儺

Pickup記事

  1. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第42回】 山中湖と深見けん二
  2. 【夏の季語】海の日
  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第7回】大塚凱
  4. いちごジャム塗れとおもちゃの剣で脅す 神野紗希【季語=苺(夏)】
  5. わが畑もおそろかならず麦は穂に 篠田悌二郎【季語=麦の穂(夏)】
PAGE TOP