1. つはの葉につもりし雪の裂けてあり     加賀谷凡秋【季語=雪(冬)】

    つはの葉につもりし雪の裂けてあり加賀谷凡秋(かがや・ぼんしゅう))本格的に日や風のにおい、朝の空の色が冬らしくなって、野菜も味が乗ってきて、ラグビーは佳境に。本当に寒さが訪れる前の東京の、このころは…

  2. とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな 松本たかし【季語=焚火(冬)】

    とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな松本たかし(『松本たかし句集』)…

  3. 境内のぬかるみ神の発ちしあと 八染藍子【季語=神の旅(冬)】

    境内のぬかるみ神の発ちしあと)八染藍子アンパンマンや仮面ラ…

  4. 鳥屋の窓四方に展けし花すゝき     丹治蕪人【季語=花すゝき(秋)】

    鳥屋の窓四方に展けし花すゝき丹治蕪人(たんじ・ぶじん))な…

  5. 茄子もぐ手また夕闇に現れし 吉岡禅寺洞【季語=茄子(秋)】

    茄子もぐ手また夕闇に現れし吉岡禅寺洞(『吉岡禅寺洞 俳句全集』暁光堂俳句文…

  6. 季すぎし西瓜を音もなく食へり 能村登四郎【季語=西瓜(秋)】

  7. 膝枕ちと汗ばみし残暑かな 桂米朝【季語=残暑(秋)】

  8. むかし吾を縛りし男の子凌霄花 中村苑子【季語=凌霄花(夏)】

  9. もち古りし夫婦の箸や冷奴 久保田万太郎【季語=冷奴(夏)】

  10. 甘き花呑みて緋鯉となりしかな 坊城俊樹【季語=緋鯉(夏)】

  11. 田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】

  12. 詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】

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