春の季語

  1. 田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】

    田螺容れるほどに洗面器が古りし)加倉井秋を)小学生の頃、下校途中に用水路があって、そこがしばしば私たちの遊び場だった。その日も、誰彼となく子供達が集まって、水中のメダカやおたまじゃくし、ヤゴなどを見…

  2. 春の水とは濡れてゐるみづのこと 長谷川櫂【季語=春の水(春)】

    春の水とは濡れてゐるみづのこと長谷川櫂(『古志』) この句…

  3. 詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】

    詠みし句のそれぞれ蝶と化(け)しにけり久保田万太郎))「い…

  4. 春暁のカーテンひくと人たてり 久保ゐの吉【季語=春暁(春)】

    春暁のカーテンひくと人たてり久保ゐの吉(くぼ・いのきち)夢…

  5. 鶯や米原の町濡れやすく 加藤喜代子【季語=鶯(春)】

    鶯や米原の町濡れやすく)加藤喜代子(「霜天」))米原は主要…

  6. 人妻ぞいそぎんちやくに指入れて 小澤實【季語=磯巾着(春)】

  7. 黒服の春暑き列上野出づ 飯田龍太【季語=春暑し(春)】

  8. かゝる世もありと暮しぬ春炬燵 松尾いはほ【季語=春炬燵(春)】

  9. 田に人のゐるやすらぎに春の雲 宇佐美魚目【季語=春の雲(春)】

  10. 春ショール靡きやすくて恋ごこち 檜紀代【季語=春ショール(春)】

  11. 蟲鳥のくるしき春を不爲 高橋睦郎【季語=春(春)】

  12. 自転車の片足大地春惜しむ 松下道臣【季語=春惜しむ(春)】

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