春の季語

  1. 海市あり別れて匂ふ男あり 秦夕美【季語=海市(春)】

    海市あり別れて匂ふ男あり秦夕美(『逃世鬼』)海市とは蜃気楼のことで、海面や地表近くの空気の温度差によって、光の屈折が起こり、遠くの船や景色が浮かびあがって見える現象である。普段は見えないものが見える…

  2. 【春の季語】海市

    【春の季語=晩春(4月)】海市「かいし」と読む。いわゆる「蜃気楼」…

  3. さくら仰ぎて雨男雨女 山上樹実雄【季語=桜(春)】

    さくら仰ぎて雨男雨女山上樹実雄晴れ女が証明された場に居合わ…

  4. 【春の季語】桜

    【春の季語=晩春(4月)】桜春の深まりを感じさせる落葉高木で、日本…

  5. 山桜見て居ればつく渡舟かな 波多野晋平【季語=山桜(春)】

    山桜見て居ればつく渡舟かな波多野晋平「大変、申し訳ございま…

  6. 【春の季語】山桜

  7. 麗しき春の七曜またはじまる 山口誓子【季語=春(春)】

  8. 【春の季語】春

  9. 【春の季語】初花

  10. エリックのばかばかばかと桜降る 太田うさぎ【季語=桜(春)】

  11. かくも濃き桜吹雪に覚えなし 飯島晴子【季語=桜吹雪(春)】

  12. 春雷の一喝父の忌なりけり 太田壽子【季語=春雷(春)】

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  3. 船室の梅雨の鏡にうつし見る 日原方舟【季語=梅雨(夏)】
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