春の季語

  1. 窓眩し土を知らざるヒヤシンス 神野紗希【季語=ヒヤシンス(春)】 

    窓眩し土を知らざるヒヤシンス)神野紗希コロナ禍が始まった2020年の春、家の中にどんどん花が増えていった。式典などがキャンセルになった花屋応援のために切花を買い、狭いベランダでバーブも花も野菜も果樹…

  2. 卒業の子らが机を洗ひ居る 山口草堂【季語=卒業(春)】

    卒業の子らが机を洗ひ居る山口草堂この時期になると、「卒業の…

  3. 結婚は夢の続きやひな祭り 夏目雅子【季語=雛祭(春)】

    結婚は夢の続きやひな祭り)夏目雅子桑田佳祐のベストアルバム…

  4. 雛節句一夜過ぎ早や二夜過ぎ 星野立子【季語=雛節句(春)】

    雛節句一ト夜過ぎ早や二タ夜過ぎ星野立子今日は3月3日金曜日…

  5. ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪 久保田万太郎【季語=春の雪(春)】

    ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪久保田万太郎(『現代俳句協会編『昭和俳…

  6. 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ 波多野爽波【季語=鳥の巣(春)】 

  7. 来て見れば来てよかりしよ梅椿 星野立子【季語=梅・椿(春)】

  8. ライターを囲ふ手のひら水温む 斉藤志歩【季語=水温む(春)】

  9. 百代の過客しんがりに猫の子も 加藤楸邨【季語=猫の子(春)】

  10. さくら餅たちまち人に戻りけり 渋川京子【季語=桜餅(春)】 

  11. いぬふぐり昔の恋を問はれけり 谷口摩耶【季語=いぬふぐり(春)】

  12. 白魚のさかなたること略しけり 中原道夫【季語=白魚(春)】

カテゴリー記事一覧

記事一覧

PAGE TOP