ハイクノミカタ

  1. 旅いつも雲に抜かれて大花野 岩田奎【季語=花野(秋)】

    旅いつも雲に抜かれて大花野岩田奎2017年に行われた「俳句甲子園」の最優秀賞句。この一句が想像力の起点としているのは、まぎれもなく「旅」という言葉である。物質としての言葉としてではな…

  2. 子供は鳥 かはたれとたそかれにさざめく 上野ちづこ

    子供は鳥 かはたれとたそかれにさざめく 上野ちづこへえ、上…

  3. 大河内伝次郎西瓜をまつぷたつ 八木忠栄【季語=西瓜(秋)】

    大河内伝次郎西瓜をまつぷたつ八木忠栄大河内傳次郎(1898…

  4. がんばるわなんて言うなよ草の花 坪内稔典【季語=草の花(秋)】

    がんばるわなんて言うなよ草の花坪内稔典坪内稔典が毎日新聞に…

  5. 天高し風のかたちに牛の尿 鈴木牛後【季語=天高し(秋)】

    天高し風のかたちに牛の尿鈴木牛後たとえば、(夏の季語である…

  6. 銀漢を荒野のごとく見はるかす 堀本裕樹【季語=銀漢(秋)】

  7. 天高し男をおいてゆく女 山口昭男【季語=天高し(秋)】

  8. 蓑虫の揺れる父性のやうな風  小泉瀬衣子【季語=蓑虫(秋)】

  9. ピーマンの中の空気は忘れもの 能村研三【季語=ピーマン(夏)】

  10. きりん老ゆ日本のうろこ雲食べて 松尾隆信【季語=うろこ雲(秋)】

  11. 【毎日更新中!】ハイクノミカタ

  12. 猫じゃらし全部さわって二年生 小川弘子【季語=猫じゃらし(秋)】

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  3. 桔梗やさわや/\と草の雨     楠目橙黄子【季語=桔梗(秋)】
  4. あかさたなはまやらわをん梅ひらく 西原天気【季語=梅(春)】
  5. 春宵や光り輝く菓子の塔 川端茅舎【季語=春宵(春)】
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