無季
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象の足しづかに上る重たさよ 島津亮
象の足しづかに上る重たさよ島津亮(『紅葉寺境内』昭和27年)「なぜ俳句を書くのか?」と聞かれることがあるだろう。よくある質問だが、あまり好きな質問ではない。この類の問いは突き詰めると「なぜ生きるのか…
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海外のニュースの河馬が泣いていた 木田智美【無季】
海外のニュースの河馬が泣いていた木田智美初学のころ、「作句…
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いつせいに柱の燃ゆる都かな 三橋敏雄
いつせいに柱の燃ゆる都かな三橋敏雄 12月最初のハイクノミ…
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雨聴いて一つ灯に寄る今宵かな 村上鬼城【季語=無月(秋)?】
雨聴いて一つ灯に寄る今宵かな村上鬼城いきなりだがこの場をお…
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すきとおるそこは太鼓をたたいてとおる 阿部完市
すきとおるそこは太鼓をたたいてとおる阿部完市あっという間に…
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遅れて着く花粉まみれの人喰沼 飯島晴子【無季】
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やつと大きい茶籠といつしよに眠らされ 飯島晴子【無季】
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くれなゐの花には季なし枕もと 石川淳【無季】
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秋海棠西瓜の色に咲にけり 松尾芭蕉【季語=秋海棠(秋)】
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幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦
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方舟へ行く一本道の闇上野ちづこ(無季)
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無方無時無距離砂漠の夜が明けて 津田清子(無季)