ハイクノミカタ
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コンビニの枇杷って輪郭だけ 原ゆき
コンビニの枇杷って輪郭だけ原ゆき先日の猛暑日にうっかり水分補給を忘れてしまい、軽くあの世が見えた気がした。焦って近くのコンビニに駆け込み冷たい水を入手。普段コンビニに行く習慣はないのだが、こんな時非…
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数と俳句(三)/小滝肇
数と俳句(三))小滝肇数詞はそれ自体に他の品詞にない異和感…
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折々己れにおどろく噴水時の中 中村草田男【季語=噴水(夏)】
折々己れにおどろく噴水時の中)中村草田男 草田男は第8句集…
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細長き泉に着きぬ父と子と 飯島晴子【季語=泉(夏)】
細長き泉に着きぬ父と子と)飯島晴子 鬱蒼とした山道を歩く間…
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観音か聖母か岬の南風に立ち 橋本榮治【季語=南風(夏)】
観音か聖母か岬の南風に立ち橋本榮治 映画『怪物』を鑑賞。好…
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鬼灯市雷門で落合うて 田中松陽子【季語=鬼灯市(夏)】
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「月光」旅館/開けても開けてもドアがある 高柳重信
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数と俳句(二)/小滝肇
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白夜の忠犬百骸挙げて石に近み 中村草田男【季語=白夜(夏)】
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わが恋人涼しチョークの粉がこぼれ 友岡子郷【季語=涼し(夏)】
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この人のうしろおびただしき螢 飯島晴子【季語=蛍(夏)】
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ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】