「馬酔木」
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梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】
梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ篠田悌二郎(『連作俳句集』昭和9年)新興俳句運動の一つの特徴が連作の流行で、「馬酔木」諸俳人の連作の成果を一冊にまとめたのがこの『連作俳句集』。昭和3年から9年までの…
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新綠を描くみどりをまぜてゐる 加倉井秋を【季語=新綠(夏)】
新綠を描くみどりをまぜてゐる)加倉井秋を)秋をは相当な秀才…
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葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を【季語=葉桜(夏)】
葉桜の夜へ手を出すための窓)加倉井秋を)何をしていたのだろ…
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桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】
桐咲ける景色にいつも沼を感ず)加倉井秋を) 昨今、「趣味に…
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田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】
田螺容れるほどに洗面器が古りし)加倉井秋を)小学生の頃、下…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第41回】 赤城山と水原秋櫻子
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鯛の眼の高慢主婦を黙らせる 殿村菟絲子
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毒舌は健在バレンタインデー 古賀まり子【季語=バレンタインデー(春)】
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天窓に落葉を溜めて囲碁倶楽部 加倉井秋を【季語=落葉(秋)】
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秋櫻子の足あと【第10回】谷岡健彦
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秋櫻子の足あと【第9回】谷岡健彦
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秋櫻子の足あと【第8回】谷岡健彦