1. 受賞者の一人マスクを外さざる 鶴岡加苗【季語=マスク(冬)】

    受賞者の一人マスクを外さざる)鶴岡加苗 人生のどん底はここだった、と明らかに言える期間がある。周囲の方々にも助けてもらったが、一人になった時に襲ってくる絶望を救ってくれたのは2曲の歌であった…

  2. 待ち人の来ず赤い羽根吹かれをり 涼野海音【季語=赤い羽根(秋)】

    待ち人の来ず赤い羽根吹かれをり涼野海音(『一番線』) 赤い…

  3. 伊太利の毛布と聞けば寝つかれず 星野高士【季語=毛布(冬)】

    伊太利の毛布と聞けば寝つかれず)星野高士 普通自動車免許(…

  4. コスモスのゆれかはしゐて相うたず      鈴鹿野風呂【季語=コスモス(秋)】

    コスモスのゆれかはしゐて相うたず鈴鹿野風呂(すずか・のぶろ))…

  5. 手に負へぬ萩の乱れとなりしかな 安住敦【季語=萩(秋)】

    手に負へぬ萩の乱れとなりしかな安住敦(『午前午後』) 萩は…

  6. もう逢わぬ距りは花野にも似て 澁谷道【季語=花野(秋)】

  7. 向いてゐる方へは飛べぬばつたかな 抜井諒一【季語=飛蝗(秋)】

  8. 秋草のはかなかるべき名を知らず 相生垣瓜人【季語=秋草(秋)】

  9. 散るときのきてちる牡丹哀しまず 稲垣きくの【季語=牡丹(夏)】

  10. 沈丁や夜でなければ逢へぬひと 五所平之助【季語=沈丁(春)】

  11. ひざにゐて猫涅槃図に間に合はず 有馬朗人【季語=涅槃図(春)】

  12. 年玉受く何も握れぬ手でありしが 髙柳克弘【季語=年玉(新年)】

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