1. 父の手に負へぬ夜泣きや夏の月 吉田哲二【季語=夏の月(夏)】 

    父の手に負へぬ夜泣きや夏の月)(吉田哲二(「髪刈る椅子」ふらんす堂)先日、息子が1歳2か月を迎えた。子どもを育てるという行為において、父という存在は限りなく無力に近い。そんな中で、世のお父さ…

  2. 雪折を振り返ることしかできず 瀬間陽子【季語=雪折(冬)】 

    雪折を振り返ることしかできず)(瀬間陽子昨日は東京にも雪が…

  3. みじろがず白いマスクの中にいる 梶大輔【季語=マスク(冬)】

    みじろがず白いマスクの中にいる梶大輔初めて見たとき、「上手…

  4. 秋うらら他人が見てゐて樹が抱けぬ 小池康生【季語=秋うらら(秋)】

    秋うらら他人が見てゐて樹が抱けぬ小池康生「他人…

  5. 逢いたいと書いてはならぬ月と書く 池田澄子【季語=月(秋)】

    逢いたいと書いてはならぬ月と書く池田澄子先週、合唱の話をし…

  6. 子燕のこぼれむばかりこぼれざる 小澤實【季語=子燕(夏)】

  7. いつまでも死なぬ金魚と思ひしが 西村麒麟【季語=金魚(夏)】

  8. 逢はぬ間に逢へなくなりぬ桐の花 中西夕紀【季語=桐の花(夏)】

  9. 鳴きし亀誰も聞いてはをらざりし 後藤比奈夫【季語=亀鳴く(春)】

  10. 窓眩し土を知らざるヒヤシンス 神野紗希【季語=ヒヤシンス(春)】 

  11. ものゝふの掟はしらず蜆汁 秦夕美【季語=蜆汁(春)】

  12. 蝦夷に生まれ金木犀の香を知らず 青山酔鳴【季語=金木犀(秋)】 

おすすめ記事

  1. あたゝかき十一月もすみにけり 中村草田男【季語=十一月(冬)】
  2. 淋しさに鹿も起ちたる馬酔木かな      山本梅史【季語=鹿(秋)】
  3. いつせいに柱の燃ゆる都かな 三橋敏雄
  4. 【冬の季語】室の花
  5. きりぎりす飼ふは死を飼ふ業ならむ 齋藤玄【季語=螽蟖(秋)】

Pickup記事

  1. 「パリ子育て俳句さんぽ」【6月4日配信分】
  2. 【冬の季語】雪掻く
  3. 蓮根や泪を横にこぼしあひ 飯島晴子【季語=蓮根(冬)】
  4. 行く春や鳥啼き魚の目は泪 芭蕉【季語=行く春(春)】
  5. 寝室にねむりの匂ひ稲の花 鈴木光影【季語=稲の花(秋)】
PAGE TOP