ハイクノミカタ吉田林檎

  1. 大空へ解き放たれし燕かな 前北かおる【季語=燕(春)】

    大空へ解き放たれし燕かな前北かおる徒歩圏内の植物を把握するのと同じくらい大切なのは燕の巣のありかを見つけることである。昨日までに新たな生活圏でなんとか4つの巣を見つけた。燕はよく鳴くので比較的巣の場…

  2. 花散るや金輪際のそこひまで 池田瑠那【季語=花散る(春)】

    花散るや金輪際のそこひまで池田瑠那映画やテレビの世界では間…

  3. さくら仰ぎて雨男雨女 山上樹実雄【季語=桜(春)】

    さくら仰ぎて雨男雨女山上樹実雄晴れ女が証明された場に居合わ…

  4. 春雷の一喝父の忌なりけり 太田壽子【季語=春雷(春)】

    春雷の一喝父の忌なりけり太田壽子ある春の日、雷が鳴った。職…

  5. あり余る有給休暇鳥の恋 広渡敬雄【季語=鳥の恋(春)】

    あり余る有給休暇鳥の恋広渡敬雄年度末の3月は使い切れない有…

  6. 嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語=鳥曇(春)】

  7. 卒業歌ぴたりと止みて後は風 岩田由美【季語=卒業歌(春)】

  8. 鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子【季語=鷹鳩と化す(春)】

  9. 三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子【季語=三椏の花(春)】

  10. 順番に死ぬわけでなし春二番 山崎聰【季語=春二番(春)】

  11. 冴返るまだ粗玉の詩句抱き 上田五千石【季語=冴返る(春)】

  12. 節分や海の町には海の鬼 矢島渚男【季語=節分(冬)】

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  4. 死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し 池田澄子【季語=黒豆(新年)】
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  5. 秋灯の街忘るまじ忘るらむ 髙柳克弘【季語=秋灯(秋)】
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