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酔うて泣きデザートを食ひ年忘 岸本尚毅【季語=年忘(冬)】
酔うて泣きデザートを食ひ年忘岸本尚毅 忘年会の季節がやってきた。今年はなんの制限もない忘年会になるので気兼ねなく楽しめそうだが、仕事の忘年会は何年ぶりかを思い出せないので、だいぶ昔にやって以来だろう…
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主よ人は木の髄を切る寒い朝 成田千空【季語=寒い(冬)】
主よ人は木の髄を切る寒い朝成田千空『萬緑』創刊から7年後の…
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美しき時雨の虹に人を待つ 森田愛子【季語=時雨(冬)】
美しき時雨の虹に人を待つ森田愛子(『虹』) 作者は、若くし…
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蓮根や泪を横にこぼしあひ 飯島晴子【季語=蓮根(冬)】
蓮根や泪を横にこぼしあひ)飯島晴子 『朱田』全体の景色は、…
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冬の水突つつく指を映しけり 千葉皓史【季語=冬の水(冬)】
冬の水突つつく指を映しけり千葉皓史 先に待ち合わせ場所に来…
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もし呼んでよいなら桐の花を呼ぶ 高梨章【季語=桐の花(夏)】
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冬麗の谷人形を打ち合はせ 飯島晴子【季語=冬麗(冬)】
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裸木となりても鳥を匿へり 岡田由季【季語=裸木(冬)】
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小鳥来る薄き机をひからせて 飯島晴子【季語=小鳥来る(秋)】
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向日葵をつよく彩る色は黒 京極杞陽【季語=向日葵(夏)】
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縄跳をもつて大縄跳へ入る 小鳥遊五月【季語=縄跳(冬)】
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啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 水原秋櫻子【季語=啄木鳥(秋)】