1. 馬の背中は喪失的にうつくしい作文だった。 石松佳

    馬の背中は喪失的にうつくしい作文だった。石松佳石松佳の詩「絵の中の美濃吉」の一節を引いた。この詩が所載されている『針葉樹林』(思潮社・2020)の、その帯にも取り上げられている一節だ。「馬」や「喪失…

  2. 梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】

    梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ篠田悌二郎(『連作俳句集』昭和9年)…

  3. いちごジャム塗れとおもちゃの剣で脅す 神野紗希【季語=苺(夏)】

    いちごジャム塗れとおもちゃの剣で脅す)神野紗希)ジャムに加…

  4. 黒き魚ひそみをりとふこの井戸のつめたき水を夏は汲むかも 高野公彦

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  5. ジェラートを売る青年の空腹よ 安里琉太【季語=ジェラート(夏)】

    ジェラートを売る青年の空腹よ)安里琉太)ジェラートは氷菓の…

  6. 葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を【季語=葉桜(夏)】

  7. 中年の恋のだんだら日覆かな 星野石雀【季語=日覆(夏)】

  8. 夏場所の終はるころ家建つらしい 堀下翔【季語=夏場所(夏)】

  9. 日蝕の鴉落ちこむ新樹かな 石田雨圃子【季語=新樹(夏)】

  10. 「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃 片岡絢

  11. 散るときのきてちる牡丹哀しまず 稲垣きくの【季語=牡丹(夏)】

  12. 体内の水傾けてガラス切る 須藤徹【無季】

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