1. 本州の最北端の氷旗 飯島晴子【季語=氷旗(夏)】

    本州の最北端の氷旗)飯島晴子 晴子逝去前年、長女と下北半島を巡った際の句。その旅程には実際に大間崎も含まれていた。本州のある種の顔として北国の夏の光にはためくこの氷旗は、たくましくも寂しい。たまたま…

  2. 腕まくりして女房のかき氷 柳家小三治【季語=かき氷(夏)】

    腕まくりして女房のかき氷柳家小三治 フランス語を勉強し始め…

  3. コンビニの枇杷って輪郭だけ 原ゆき

    コンビニの枇杷って輪郭だけ原ゆき先日の猛暑日にうっかり水分…

  4. 折々己れにおどろく噴水時の中 中村草田男【季語=噴水(夏)】

    折々己れにおどろく噴水時の中)中村草田男 草田男は第8句集…

  5. 白夜の忠犬百骸挙げて石に近み 中村草田男【季語=白夜(夏)】

    白夜の忠犬百骸挙げて石に近み)中村草田男 第8句集『時機(…

  6. わが恋人涼しチョークの粉がこぼれ 友岡子郷【季語=涼し(夏)】

  7. この人のうしろおびただしき螢 飯島晴子【季語=蛍(夏)】

  8. ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】

  9. 姦通よ夏木のそよぐ夕まぐれ 宇多喜代子【季語=夏木(夏)】

  10. 軽き咳して夏葱の刻を過ぐ 飯島晴子【季語=夏葱(夏)】

  11. 鶏鳴の多さよ夏の旅一歩 中村草田男【季語=夏の旅(夏)】

  12. 水喧嘩恋のもつれも加はりて 相島虚吼【季語=水喧嘩(夏)】

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