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おもかげや姨ひとりなく月の友 松尾芭蕉【季語=月(秋)】
おもかげや姨ひとりなく月の友松尾芭蕉 先週、一泊二日で信州へ夏行に行ってきた。両日ともに猛暑で吟行は大変だったが、とても良い経験になった。初日は、JR松本駅に集合し、そこからバスで戸倉上山田温泉へ向…
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妹は滝の扉を恣 小山玄紀【季語=滝(夏)】
妹は滝の扉を恣小山玄紀8月、9月の担当になりました宮本佳世…
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中干しの稲に力を雲の峰 本宮哲郎【季語=雲の峰(夏)】
中干しの稲に力を雲の峰本宮哲郎今回より短期の連載、拙い文で…
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白衣とて胸に少しの香水を 坊城中子【季語=香水(夏)】
白衣とて胸に少しの香水を坊城中子(『櫓櫂』) 十数年前まで…
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生れたる蝉にみどりの橡世界 田畑美穂女【季語=蝉(夏)】
生れたる蝉にみどりの橡世界田畑美穂女 先週、約4年ぶりに上…
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南浦和のダリヤを仮のあはれとす 摂津幸彦【季語=ダリヤ(夏)】
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めぐりあひやその虹七色七代まで 中村草田男【季語=虹(夏)】
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きつかけはハンカチ借りしだけのこと 須佐薫子【季語=ハンカチ(夏)】
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本州の最北端の氷旗 飯島晴子【季語=氷旗(夏)】
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腕まくりして女房のかき氷 柳家小三治【季語=かき氷(夏)】
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コンビニの枇杷って輪郭だけ 原ゆき
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折々己れにおどろく噴水時の中 中村草田男【季語=噴水(夏)】