1. 九月来る鏡の中の無音の樹 津川絵理子【季語=九月(秋)】

    九月来る鏡の中の無音の樹)津川絵理子良い俳句の条件、ではなく好きな俳句の条件といわれたら、何をあげるだろうか。読んですぐ「好き!」となるので理由は後付けではあるけれどふたつあった。ま…

  2. 葛の花むかしの恋は山河越え 鷹羽狩行【季語=葛の花(秋)】

    葛の花むかしの恋は山河越え鷹羽狩行(『月歩抄』) 葛の花と…

  3. 天高し深海の底は永久に闇 中野三允【季語=天高し(秋)】

    天高し深海の底は永久に闇中野三允(『三允句集拾遺・俳遍路』)…

  4. 山頂に流星触れたのだろうか 清家由香里【季語=流星(秋)】

    山頂に流星触れたのだろうか)清家由香里 イエスかノーかで答…

  5. 滴りてふたりとは始まりの数 辻美奈子【季語=滴り(夏)】

    滴りてふたりとは始まりの数辻美奈子(『真咲』) 旧約聖書の…

  6. まはし見る岐阜提灯の山と川 岸本尚毅【季語=岐阜提灯(夏)】

  7. 秋草のはかなかるべき名を知らず 相生垣瓜人【季語=秋草(秋)】

  8. 八月の灼ける巌を見上ぐれば絶倫といふ明るき寂寥 前登志夫【季語=夏山(夏)】

  9. 七夕のあしたの町にちる色帋   麻田椎花【季語=七夕(秋)】

  10. もの書けば余白の生まれ秋隣 藤井あかり【季語=秋隣(夏)】

  11. 夏山に勅封の大扉あり 宇佐美魚目【季語=夏山(夏)】

  12. なく声の大いなるかな汗疹の児 高浜虚子【季語=汗疹(夏)】

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