1. サフランもつて迅い太子についてゆく 飯島晴子【季語=サフランの花(秋)】

    サフランもつて迅い太子についてゆく)飯島晴子 難解をもって鳴る飯島晴子らしい俳句。このナンセンスすれすれの句に恣意的な読みで飯島晴子らしい匂いをかぎとってみたい。 句を散文として読めば文意は…

  2. ときじくのいかづち鳴つて冷やかに 岸本尚毅【季語=冷やか(秋)】

    ときじくのいかづち鳴つて冷やかに岸本尚毅「ときじく」は、「…

  3. 汽車逃げてゆくごとし野分追ふごとし 目迫秩父【季語=野分(秋)】

    汽車逃げてゆくごとし野分追ふごとし目迫めさく秩父(『雪無限』琅玕洞)…

  4. 滴りてふたりとは始まりの数 辻美奈子【季語=滴り(夏)】

    滴りてふたりとは始まりの数辻美奈子(『真咲』) 旧約聖書の…

  5. 盥にあり夜振のえもの尾をまげて   柏崎夢香【季語=夜振(夏)】

    盥にあり夜振のえもの尾をまげて柏崎夢香(かしわざき・むこう))…

  6. 雲の中瀧かゞやきて音もなし 山口青邨【季語=瀧(夏)】

  7. 山羊群れて夕立あとの水ほとり  江川三昧【季語=夕立(夏)】

  8. とらが雨など軽んじてぬれにけり 一茶【季語=虎が雨(夏)】

  9. 丹田に力を入れて浮いて来い 飯島晴子【季語=浮いて来い(夏)】

  10. 雲の峰ぬつと東京駅の上 鈴木花蓑【季語=雲の峰(夏)】

  11. いちまいの水田になりて暮れのこり 長谷川素逝【季語=水田(夏)】

  12. 無方無時無距離砂漠の夜が明けて 津田清子(無季)

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