ブログ | セクト・ポクリット

銀座明るし針の踵で歩かねば　八木三日女

【春の季語】春愁（い）

【春の季語】春愁

【結社推薦句】コンゲツノハイク【2024年4月分】

大空へ解き放たれし燕かな　前北かおる【季語＝燕（春）】

うららかや空より青き流れあり　阿部みどり女【季語＝うららか（春）】

【春の季語】うららか

春菊や料理教室みな男　仲谷あきら【季語＝春菊（春）】

【春の季語】春菊

無駄足も無駄骨もある苗木市　仲寒蟬【季語＝苗木市（春）】

朝寝楽し障子と壺と白ければ三宅清三郎【季語＝朝寝（春）】

象の足しづかに上る重たさよ　島津亮

花散るや金輪際のそこひまで　池田瑠那【季語＝花散る（春）】

蜃気楼博士ばかりが現れし　阪西敦子【季語＝蜃気楼（春）】

【春の季語】蜃気楼

なにがなし善きこと言はな復活祭　野澤節子【季語＝復活祭（春）】

【春の季語】復活祭

白魚の目に哀願の二つ三つ　田村葉【季語＝白魚（春）】

【春の季語】白魚

東風を負ひ東風にむかひて相離る三宅清三郎【季語＝東風（春）】

【春の季語】東風

【第22回】新しい短歌をさがして／服部崇

海市あり別れて匂ふ男あり　秦夕美【季語＝海市（春）】

【春の季語】海市

三角形の　黒の物体の　裏側の雨　富沢赤黄男

俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第71回】志摩と友岡子郷

さくら仰ぎて雨男雨女　山上樹実雄【季語＝桜（春）】

【春の季語】桜

山桜見て居ればつく渡舟かな　波多野晋平【季語＝山桜（春）】

【春の季語】山桜

麗しき春の七曜またはじまる　山口誓子【季語＝春（春）】

初花や竹の奥より朝日かげ川端茅舎【季語＝初花（春）】

【春の季語】初花

エリックのばかばかばかと桜降る　太田うさぎ【季語＝桜（春）】

かくも濃き桜吹雪に覚えなし　飯島晴子【季語＝桜吹雪（春）】

春雷の一喝父の忌なりけり　太田壽子【季語＝春雷（春）】

雁かへる方や白鷺城かたむく　萩原麦草【季語＝雁帰る（春）】

【春の季語】雁帰る

百合のある方と狐のゐる方と　小山玄紀

いつまでもからだふるへる菜の花よ　田中裕明【季語=菜の花（春）】　

蕎麦碾くや月山はうつすらと雪　佐藤郁良【季語＝雪（冬）】　

【結社推薦句】コンゲツノハイク【2024年3月分】

大風の春葱畠真直来よ　飯島晴子【季語＝春葱（春）】

あり余る有給休暇鳥の恋　広渡敬雄【季語＝鳥の恋（春）】

【春の季語】鳥の恋

流氷や宗谷の門波荒れやまず　山口誓子【季語＝流氷（春）】

【春の季語】流氷

青空の暗きところが雲雀の血　高野ムツオ【季語＝雲雀（春）】

【春の季語】雲雀

金色の種まき赤児がささやくよ　寺田京子【季語=種蒔（春）】　

【春の季語】うらら

牡丹ていっくに蕪村ずること二三片　加藤郁乎　　

【第21回】新しい短歌をさがして／服部崇

二人でかぶる風折烏帽子うぐひすとぶ　飯島晴子【季語＝鶯（春）】

嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇　山田牧【季語＝鳥曇（春）】

【春の季語】鳥曇

杉の花はるばる飛べり杉のため　山田みづえ【季語＝杉の花（春）】

【春の季語】杉の花

【新年の季語】初東風

吾も春の野に下りたてば紫に　星野立子【季語＝春の野（春）】

【春の季語】春の野

少女才長け鶯の鳴き真似する　三橋鷹女【季語＝鶯（春）】　

【春の季語】鶯

一瞬にしてみな遺品雲の峰　櫂未知子【季語＝雲の峰（夏）】　

卒業す片恋少女鮮烈に　加藤楸邨【季語＝卒業（春）】

【春の季語】卒業す

【書評】井上泰至『俳句のマナー、俳句のスタイル』（本阿弥書店）

蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ　飯島晴子【季語＝蜷（春）】

【春の季語】蜷

卒業歌ぴたりと止みて後は風　岩田由美【季語＝卒業歌（春）】

【春の季語】卒業歌

エッフェル塔見ゆる小部屋に雛飾り　柳田静爾楼【季語＝雛飾り（春）】

【春の季語】雛飾（雛飾り）

祈るべき天と思えど天の病む　石牟礼道子

唐太の天ぞ垂れたり鰊群来　山口誓子【季語＝鰊（春）】　

【春の季語】鰊

芹と名がつく賑やかな娘が走る　中村梨々【季語＝芹（春）】　

【春の季語】芹

誰をおもひかくもやさしき雛の眉　加藤三七子【季語＝雛（春）】

【春の季語】雛

雛まつり杉の迅さのくらやみ川　飯島晴子【季語＝雛祭（春）】

【春の季語】雛祭

鷹鳩と化して大いに恋をせよ　仙田洋子【季語＝鷹鳩と化す（春）】

【春の季語】葱の花

【春の季語】葱坊主

【春の季語】鷹鳩と化す

【春の季語】春雷

【春の季語】野に遊ぶ

【春の季語】初桜

【夏の季語】葉桜

【春の季語】桜蘂降る

【春の季語】夜桜

【春の季語】夕桜

【春の季語】朝桜

三月の旅の支度にパスポート　千原草之【季語＝三月（春）】

【春の季語】三月

誰も口にせぬ流氷の向かうの地　塩崎帆高【季語＝流氷（春）】

とぼしくて大きくて野の春ともし　鷲谷七菜子【季語＝春灯（春）】　

【春の季語】春灯

故郷のすすしの陰や春の雪　原石鼎【季語＝春の雪（春）】　

銀座明るし針の踵で歩かねば 八木三日女

【春の季語】春愁（い）

【春の季語】春愁

【結社推薦句】コンゲツノハイク【2024年4月分】

大空へ解き放たれし燕かな 前北かおる【季語＝燕（春）】

うららかや空より青き流れあり 阿部みどり女【季語＝うららか（春）】

【春の季語】うららか

春菊や料理教室みな男 仲谷あきら【季語＝春菊（春）】

【春の季語】春菊

無駄足も無駄骨もある苗木市 仲寒蟬【季語＝苗木市（春）】

朝寝楽し障子と壺と白ければ 三宅清三郎【季語＝朝寝（春）】

象の足しづかに上る重たさよ 島津亮

花散るや金輪際のそこひまで 池田瑠那【季語＝花散る（春）】

蜃気楼博士ばかりが現れし 阪西敦子【季語＝蜃気楼（春）】

【春の季語】蜃気楼

なにがなし善きこと言はな復活祭 野澤節子【季語＝復活祭（春）】

【春の季語】復活祭

白魚の目に哀願の二つ三つ 田村葉【季語＝白魚（春）】

【春の季語】白魚

東風を負ひ東風にむかひて相離る 三宅清三郎【季語＝東風（春）】

【春の季語】東風

【第22回】新しい短歌をさがして／服部崇

海市あり別れて匂ふ男あり 秦夕美【季語＝海市（春）】

【春の季語】海市

三角形の 黒の物体の 裏側の雨 富沢赤黄男

俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第71回】 志摩と友岡子郷

さくら仰ぎて雨男雨女 山上樹実雄【季語＝桜（春）】

【春の季語】桜

山桜見て居ればつく渡舟かな 波多野晋平【季語＝山桜（春）】

【春の季語】山桜

麗しき春の七曜またはじまる 山口誓子【季語＝春（春）】

初花や竹の奥より朝日かげ 川端茅舎【季語＝初花（春）】

【春の季語】初花

エリックのばかばかばかと桜降る 太田うさぎ【季語＝桜（春）】

かくも濃き桜吹雪に覚えなし 飯島晴子【季語＝桜吹雪（春）】

春雷の一喝父の忌なりけり 太田壽子【季語＝春雷（春）】

雁かへる方や白鷺城かたむく 萩原麦草【季語＝雁帰る（春）】

【春の季語】雁帰る

百合のある方と狐のゐる方と 小山玄紀

いつまでもからだふるへる菜の花よ 田中裕明【季語=菜の花（春）】

蕎麦碾くや月山はうつすらと雪 佐藤郁良【季語＝雪（冬）】

【結社推薦句】コンゲツノハイク【2024年3月分】

大風の春葱畠真直来よ 飯島晴子【季語＝春葱（春）】

あり余る有給休暇鳥の恋 広渡敬雄【季語＝鳥の恋（春）】

【春の季語】鳥の恋

流氷や宗谷の門波荒れやまず 山口誓子【季語＝流氷（春）】

【春の季語】流氷

青空の暗きところが雲雀の血 高野ムツオ【季語＝雲雀（春）】

【春の季語】雲雀

金色の種まき赤児がささやくよ 寺田京子【季語=種蒔（春）】

【春の季語】うらら

牡丹ていっくに蕪村ずること二三片 加藤郁乎

【第21回】新しい短歌をさがして／服部崇

二人でかぶる風折烏帽子うぐひすとぶ 飯島晴子【季語＝鶯（春）】

嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語＝鳥曇（春）】

【春の季語】鳥曇

杉の花はるばる飛べり杉のため 山田みづえ【季語＝杉の花（春）】

【春の季語】杉の花

【新年の季語】初東風

吾も春の野に下りたてば紫に 星野立子【季語＝春の野（春）】

【春の季語】春の野

少女才長け鶯の鳴き真似する 三橋鷹女【季語＝鶯（春）】

【春の季語】鶯

一瞬にしてみな遺品雲の峰 櫂未知子【季語＝雲の峰（夏）】

卒業す片恋少女鮮烈に 加藤楸邨【季語＝卒業（春）】

【春の季語】卒業す

【書評】井上泰至『俳句のマナー、俳句のスタイル』（本阿弥書店）

蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ 飯島晴子【季語＝蜷（春）】

【春の季語】蜷

卒業歌ぴたりと止みて後は風 岩田由美【季語＝卒業歌（春）】

【春の季語】卒業歌

エッフェル塔見ゆる小部屋に雛飾り 柳田静爾楼【季語＝雛飾り（春）】

【春の季語】雛飾（雛飾り）

祈るべき天と思えど天の病む 石牟礼道子

唐太の天ぞ垂れたり鰊群来 山口誓子【季語＝鰊（春）】

【春の季語】鰊

芹と名がつく賑やかな娘が走る 中村梨々【季語＝芹（春）】

【春の季語】芹

誰をおもひかくもやさしき雛の眉 加藤三七子【季語＝雛（春）】

【春の季語】雛

銀座明るし針の踵で歩かねば　八木三日女

大空へ解き放たれし燕かな　前北かおる【季語＝燕（春）】

うららかや空より青き流れあり　阿部みどり女【季語＝うららか（春）】

春菊や料理教室みな男　仲谷あきら【季語＝春菊（春）】

無駄足も無駄骨もある苗木市　仲寒蟬【季語＝苗木市（春）】

朝寝楽し障子と壺と白ければ三宅清三郎【季語＝朝寝（春）】

象の足しづかに上る重たさよ　島津亮

花散るや金輪際のそこひまで　池田瑠那【季語＝花散る（春）】

蜃気楼博士ばかりが現れし　阪西敦子【季語＝蜃気楼（春）】

なにがなし善きこと言はな復活祭　野澤節子【季語＝復活祭（春）】

白魚の目に哀願の二つ三つ　田村葉【季語＝白魚（春）】

東風を負ひ東風にむかひて相離る三宅清三郎【季語＝東風（春）】

海市あり別れて匂ふ男あり　秦夕美【季語＝海市（春）】

三角形の　黒の物体の　裏側の雨　富沢赤黄男

俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第71回】志摩と友岡子郷

さくら仰ぎて雨男雨女　山上樹実雄【季語＝桜（春）】

山桜見て居ればつく渡舟かな　波多野晋平【季語＝山桜（春）】

麗しき春の七曜またはじまる　山口誓子【季語＝春（春）】

初花や竹の奥より朝日かげ川端茅舎【季語＝初花（春）】

エリックのばかばかばかと桜降る　太田うさぎ【季語＝桜（春）】

かくも濃き桜吹雪に覚えなし　飯島晴子【季語＝桜吹雪（春）】

春雷の一喝父の忌なりけり　太田壽子【季語＝春雷（春）】

雁かへる方や白鷺城かたむく　萩原麦草【季語＝雁帰る（春）】

百合のある方と狐のゐる方と　小山玄紀

いつまでもからだふるへる菜の花よ　田中裕明【季語=菜の花（春）】　

蕎麦碾くや月山はうつすらと雪　佐藤郁良【季語＝雪（冬）】　

大風の春葱畠真直来よ　飯島晴子【季語＝春葱（春）】

あり余る有給休暇鳥の恋　広渡敬雄【季語＝鳥の恋（春）】

流氷や宗谷の門波荒れやまず　山口誓子【季語＝流氷（春）】

青空の暗きところが雲雀の血　高野ムツオ【季語＝雲雀（春）】

金色の種まき赤児がささやくよ　寺田京子【季語=種蒔（春）】　

牡丹ていっくに蕪村ずること二三片　加藤郁乎　　

二人でかぶる風折烏帽子うぐひすとぶ　飯島晴子【季語＝鶯（春）】

嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇　山田牧【季語＝鳥曇（春）】

杉の花はるばる飛べり杉のため　山田みづえ【季語＝杉の花（春）】

吾も春の野に下りたてば紫に　星野立子【季語＝春の野（春）】

少女才長け鶯の鳴き真似する　三橋鷹女【季語＝鶯（春）】　

一瞬にしてみな遺品雲の峰　櫂未知子【季語＝雲の峰（夏）】　

卒業す片恋少女鮮烈に　加藤楸邨【季語＝卒業（春）】

蜷のみち淡くなりてより来し我ぞ　飯島晴子【季語＝蜷（春）】

卒業歌ぴたりと止みて後は風　岩田由美【季語＝卒業歌（春）】

エッフェル塔見ゆる小部屋に雛飾り　柳田静爾楼【季語＝雛飾り（春）】

祈るべき天と思えど天の病む　石牟礼道子

唐太の天ぞ垂れたり鰊群来　山口誓子【季語＝鰊（春）】　

芹と名がつく賑やかな娘が走る　中村梨々【季語＝芹（春）】　

誰をおもひかくもやさしき雛の眉　加藤三七子【季語＝雛（春）】

雛まつり杉の迅さのくらやみ川　飯島晴子【季語＝雛祭（春）】

鷹鳩と化して大いに恋をせよ　仙田洋子【季語＝鷹鳩と化す（春）】

三月の旅の支度にパスポート　千原草之【季語＝三月（春）】

誰も口にせぬ流氷の向かうの地　塩崎帆高【季語＝流氷（春）】

とぼしくて大きくて野の春ともし　鷲谷七菜子【季語＝春灯（春）】　

故郷のすすしの陰や春の雪　原石鼎【季語＝春の雪（春）】　